衆院選に向けて株価が上がるというアノマリーは今回はあまり期待できそうにない。
海外投資家が完全に日本株にそっぽ向いてしまったみたいだ。売買代金も冴えない。
信じたくないが、原因は岸田内閣に対する投資家の失望にあるらしい。後で慌てた訂正したようだが、「分配無くして成長なし」という実にサンスのない公約を掲げたからだとか。
逆でしょ。「成長無くして分配なし」ならまだ理屈は成り立つ。
何を立民とか共産党みたいなこと言ってんだよ、岸田さんよ。日本のリーダーとしてしっかりせんかい!
政治の安定は株式市場にとっては重要なことだから、市場の信頼が回復してまた日本株への投資が増えるといいが…。
恐らくこの低迷はしばらく続くとみている。日経平均も最高値を更新することは当面ないだろう。
残念だが、海外投資家に依存している日本株は今後難しくなる。岸田内閣のうちはダメだろう。株価の上昇は期待できない。はぁ。
1000兆円とも言われる個人の現金預金を何とか株式市場に向かわせないといけない。若い人で投資を始める人が増えているらしい。いいことだ。
銀行に金を預けても嘘みたいな金利しかつかない。給料だって上がるのだって遅い。物価は上がり気味だし。
株式投資などのリスク資産を持ってそこから生まれる金融所得を増やすしかないでしょ。
さて、前置きが長くなった。今週一週間を振り返ってみよう。
上がったり下がったり。岸田内閣の迷走に似た動きだ。海運のキツイ下げが一服したのは朗報ではある。
さて、最後に総資産額をみていこう。
資産額はヨコヨコ。やや減少か。
来週から決算発表が相次ぐので内容次第では株価上昇を期待したい。
おわり