2021年の投資成績を振り返る

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投資歴10年。コツコツと投資を続けてきて資産を確実に増やすことができた。

特にコロナ禍の今年は大きく資産を増やすことができた。

これまでの資産推移を紹介したい。

去年に比べて56%、金額にして1300万円も資産が増えたことになる。

それまでの資産の増え方は緩やかなものだったが、今年ここまで急激に資産を増やせた要因は以下と考えている。

  • 海運株を安く十分仕込めたこと
  • バリュー株の構成が元々高かったこと
  • たまたまTOB対象となった銘柄を保有していて、株価が上がったこと

だいたいこの3点が主たる要員だ。

海運は本当にラッキーだった。だが、銘柄の入れ替えを決断して、それを実行に移せたのが大きい。

バリュー株への資金回帰は予想はしていなかったが、コロナ禍の副産物と言っていいだろう。元々高配当だけが魅力のメガバンや総合商社、保険金融銘柄を好んで買っていたが見事に当たった。

業績のV字回復を信じていたし、実際多くのバリュー株はそうなった。それにしては株価の勢いはいまいちではあるが、これらも安い時に追加で買えたのが投資成績を押し上げている。

最後のTOBだが、これはGCAというM&A仲介業なのだが、元々は高配当株ということで結構な枚数を保有していた。

米系の投資銀行に買収されることになり、株価が上がったところで市場で売却した。普段活発にトレードはしないので、キャピタルゲインで大きく稼げたのはたまたま。

次にキャピタルゲインとインカムゲインについて見ていこう。以下、マネックスのスクショとなる。

株の売却で266万円の利益を出した。これは前述のGCA売却による部分が大きい。

次に配当金だが、これは凄まじい伸びを記録した。去年は90万円くらいであったから配当は64%増えた計算になる。総額しめて148万円なり。

というわけで、今年はこれまでの投資人生の中で最も資産を増やせた一年だったということになる。

実に痛快だ。株式市場がコロナパニックで日本株も急落する中、果敢にリスクを取りに行った結果が今につながっているのだ。

投資家冥利に尽きる一年であった。

来年はどうだろう。相場のことは分からないが、米国の利上げが行われるだろう。長期金利が上がればバリュー株にとっては追い風になるかも。

資源価格はどうなるか、このまま高水準で推移するのか、原油は、為替はどうなるか。

海運指数も新たな変異株の蔓延で簡単には落ち着かないだろうか。

来年を予測することは素人の私には難しいが、来年も前半はまだ今の状態が続くのではないかと思う。

いずれにせよ株価が大きく崩れるときは優良株をバーゲン価格で安く仕込む絶好のチャンスと心得、配当金や給料ボーナスから愚直に拾うことを来年もやっていくつもりだ。

おわり