楽観的な株式市場

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今日の日本株は強かった。売買金額も3兆円を越えているし大商いだったようだ。日経平均は900円近く上げた。

私のPFはウクライナ戦争を機に大きく見直したが、今日は上昇相場に乗って上がった。

前日のFOMCの利上げが想定内だったこととか、ウクライナとロシアの停戦が間近だといった理由でリスクオンとなったことが株高の原因のようだ。

だが、それはロシアという冷酷かつ残虐な国を軽くみているとしか言いようがない。

ロシアがウクライナと停戦など毛頭する気などないのはみえみえで、シリアと同じくウクライナを廃墟にするまで攻撃をやめないだろう。

戦争が簡単に終わるわけがない。もっともゼレンスキー大統領が逃げ出せば別だが。

アメリカや欧州はウクライナを支援しているし、ウクライナは簡単には屈しない。

だから戦争は長期化するし、原油やその他のコモディティは長期的に需給の悪化に晒されて高止まりいや、さらに相場が上がるだろう。

一時的に原油価格が下がったといってもよ楽観できない状況なのだ。

短期的な株価の動きははっきり言って意味をなさない。

ここは長期的視座に則って投資に付き合いたい。円安は恐らく長期化するだろう。食糧や資源価格は高騰する。物流コストは相変わらず高止まり。

ロシアが排除された世界で投資妙味が出てくる分野はどこか?銘柄はどれだ?

こういうことを考えながら投資に向き合う。今年はそんな一年になるだろう。ちょっと前まで予想もしていなかったことだが。

おわり