私の新卒時代の給与を公開する

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昨日は三連休の初日だというのに私は朝から何の気力もなく、ただただ無意味に部屋でぼーとして過ごした。

YouTubeやアマプラで映画観賞していたら時間などあっという間に過ぎるものだ。

さて、最近、色んなメディアで持論を述べている「ひろゆき」氏のYouTubeチャンネルを暇つぶしに見ていた。

質問者さんは現在転職活動中で次にどういう会社に転職したらいいか?とひろゆきチャンネルに質問を投稿したみたいだ。

ひろゆき氏はこのように回答している。

どうせ今の仕事と同じくらい辛い仕事なんだったら、給料のいい会社を選んでください

ひろゆきチャネル

私もこの回答に同意だ。私も同じ助言をしたと思う。何故なら私の転職がまさにそれを体現しているからだ。

さて、まずここで前の会社の給料がいかにクソ安かったかを紹介しておく。一応一部上場の会社だったので中小企業というわけではない。

新卒で入った会社は激務だった割に給料がめちゃくちゃ安かった。どれくらい安かったか?早速見ていこう。以下は入社初年度の給与詳細(手取り)だ。

  • 月給 16万円x12=192万円
  • ボーナス夏 5万円(寸志)
  • ボーナス 20万円
  • 合計 217万円

これが2003年新卒の私の給料だ。年収たったの200万円とちょっと。これで東京で暮らさなければならい。

さらに生きていくには固定費がかかる。主にはNHK受信料、新聞、電気水道光熱費、携帯料金、インターネット、奨学金の返済が引かれる。

  • NHK受信料 4500円
  • 新聞 3000円
  • 電気水道 7000円
  • 携帯 6000円
  • インターネット 7000円
  • 奨学金返済 12000円
  • 合計39500円也

16万円の手取りから上記の固定費40000円を差し引くと残る金は12万円ということになる。

幸い社員寮に住んでいたので家賃は月8000円と格安だったので、まぁ食費など含め自由に使えるお金は10万円くらいだったろう。

朝から晩までしゃかりきに働いて、貯金に回せるのは月数万円だろう。

今から思えば良くこんな安月給で働いていたものだ。

だが、この頃は就職氷河期真っ只中だ。正社員の仕事にありつけただけでも感謝しなければならない。そうなふうに思って一生懸命働いていたと思う。

いやぁ。それにしても安い。

私は新入社員の時から英語である程度仕事が出来たし、大学時代は人より一生懸命勉強もしたし成績も良かった。

なのにこんなしょぼい給料しかもらえないのだ。ボーナスが月給の5倍も6倍も貰える人が本当に羨ましかったものである。

その後、私は約5年半この会社で働き、そして去った。

もちろんこの間、給料は緩やかに上がった。手取りの給与は辞める直前で25万円まで上がっていた。賞与は年間100万円くらい。

5年目で年収400万円だ。海外出張が多かったので、手当が別口座に入るので、それを足すと年収は500万円くらいだったと思う。

年は当時ちょうど30歳だ。25歳から30歳の5年間で年収は200万円増えた。次の10年で200万円増えたとして40歳で年収600万円だ。

この給料じゃ東京で暮らしていけない。そう思って転職を決意した。やはり先立つものは金である。

どうせ社畜としてこき使われて搾り取られるのだ。だったら報酬は高い方がいいに決まっている。

おわり