日本の少子化が加速してる。昨年は新生児が80万人をきったとかで騒いでいた。
少子化により日本の人口が減るので経済が縮小する。働き手がいなくなる。老人たちの年金が崩壊する。
と、色々と少子化とそれに伴う人口減少の負の側面ばかりが注目されがち。
そして最近は成田氏の爆弾発言「高齢者は集団自決せよ」が耳目を集め騒ぎになっている。
オレ的には少子化なんてあたりめーじゃん、としか思ってなくて、何でそんなに騒ぐことなのかよくわからん。
オレは1978年生まれの団塊ジュニアだが、同年代の人口が多いのと不景気で就職すらまともにできなかった世代だ。
オレから言わせれば労働力が足りないくらいの方がちょうどいいんだよ。
掃いて捨てるほど若い奴がいて、そいつら全員に仕事を当てられないと何が起こる?治安の悪化や社会の荒廃だろ?
足りない足りないと言っているうちがいいのよ。
足りまくってたらどうせ社会は労働者を軽く扱うだろ。やっすい賃金でこき使って使い捨てにするだろ?
ところがどっこい、労働力が希少な存在ならどうなるよ。
大切に扱うんじゃねーの?賃金も上がるんじゃねーの?そうしないと人が集まらないからさ。
つまりブラック労働やブラック会社はいなくなるってわけだ。淘汰されると言ってもいい。
その方がはるかに健全じゃないか。
人口が多いと逆のことが起こる。オレの世代がまさにそうだ。それのどこがいいの?
お隣の中国では大卒の若者の4割は卒業後に働き口がないんだぜ。人口が多ければいいのは明らかにおかしい。下手したら暴動起きて国が転覆するぞ。
だからさ、人口なんてむしろ少ない方がいいんだよ。
そして企業は少ない労働力でいかに効率を上げるか、を真剣に考えざるを得なくなるわけだ。
企業は設備投資しろ。甘えるな。安い労働力を使い倒せる時代はもう終わるんだぜ。
それができないゾンビ企業は滅びればいいんだよ。そこで働いている奴らも甘えていないで自己研鑽しろ。そしてもっと社会に必要とされる人材になれよ。
政府はそういった人たちの学び直しやリスキリングを手助けしてやれ。そしたら人材の流動化が起きて全ては最適化されるんだ。
おわり