奨学金の返済が終わりました

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今年の10月で14年間払い続けた奨学金(月々12000円ほど)の返済が終わりました。

長かった・・・。

借金の総額は204万円也。大学院の2年間(24ヶ月間)月々8.5万円の奨学金を受けていました。

親に頼めば出してくれたかもしれませんが、弟が私立大学に進学するわでいわゆるソンタクして奨学金を借りて大学院に進むことを決めたのでした(授業料は親に出してもらった)。

無利子だったからこの金額ですんだものの、これが有利子だったらと思うとぞっとします。

もし年利3%の利子がついていたなら月々の返済は約2500円アップしていたでしょうし、返済総額は40万円ほど多くなっていたことでしょう。返済期間もあと2年半長かったと思います。

借りたものは返すという当たり前のことをやっただけですけど、日本学生援機構(昔でいう育英会)から返済完了通知が届いた時は感慨深かったです。やっと返済義務を完了したよと。

私が社会人一年生として駆け出した頃、今から14年前の2003年当時、14年後に奨学金を払い終えている自分を想像することが難しかった。むしろ「14年間もサラリーマンとして安定して働き続けられるのだろうか?」という不安の方が大きかった気がする。

その後、私はうつになったり、職場を一度変えたりと決して順風だったわけではなかったものの何とかサラリーマンとして途切れることなく14年間働き続け、毎月滞りなく返済し続けることができました。

偉いわけでも誇らしいわけでもなく、ただただ借りたものを返すという当たり前のことをやっただけですけど、完済し終わった今、清々しい気持ちです。背負っていた荷物のひとつが消えたようなそんな感じです。

ということで、今まで毎月引き落とされていた12000円が丸々自由に使えるようになりました。

12000円ってけっして大きくはないにせよ、小さすぎるという金額でもありませんよね。

12000円あれば、月に2回ほど2時間のマッサージを受けることが出来ますし、一冊1500円の書籍を8冊買うことができます。趣味の習い事だって12000円もあれば色々できるのではないでしょうか。

イデコで老後の年金の足しにしてもいいですよね。12000円は所得から控除されますから20年間だと節税効果もバカにならないようですし。

12000円の使い道はゆっくり考えたいと思います。

おわり