タイトルは今朝BLOGOSに投稿されていた記事タイトルそのものである。以下にリンクを貼っておく。
http://blogos.com/article/323741/
エジプトの首都カイロ。ピラミッドやスフィンクスといった古代遺跡、古代文明が好きな方であれば一度は行きたい町だと思います。
私は日本史より世界史の方が興味があったし、センター試験は世界史を選択したくらいです(もう20年以上も前の話ですけど)。
ですからエジプトはプライベートで一度行ってるんです。ちょうど19歳の春だったでしょうか。
感想は「一度行ったらもういいかな…」とちょっと寂しい感想ですね。
一番困ったのは観光地の物売りの少年たち。とにかくしつこかった。一緒にツアーに同行していた白人のお姉さんは髪を触られたり、偉い目にあってましたね。ヤンキーに絡まれるような感覚でしたね。
あと、詐欺にもあってしまいました。
夕方暇なのでナイル川を一人で散歩していたんですけど、現地の若者に話しかけられてひょいひょいついていってしまったんです(今から思うと危険極まりない)。
着れていかれた先ははエジプトの有名な パピルスアートの販売所。下のようなものです。
貧乏旅行でしたから、本当は買う金なんてなかったんですけど、屈強な男どもに囲まれてしまい、結局一枚買うことに。
値段はもう忘れてしまいましたが、旅のほろ苦い思い出として今もよく覚えていますね。
この時の旅行はカイロとアレキサンドリアの二ヶ所を回りました。アレキサンドリアでは言葉が通じないのにタクシー拾って有名な魚介のレストランに行ったっけ。美味しかったなー。
その後、社会人になってエジプトには仕事で何回か行く機会がありました(多分、3ー4回行っていると思います)。
まだアラブの春の旋風が吹き荒れる前のことで、当時はムシャラク独裁体制でした。
せっかくエジプトまで来たということで、ピラミッドにもいきましたし、ピラミッド内部も入ることが出来ました。
引用した記事でカイロは散々書かれていますが、今はどうか知りませんけど当時は最悪と呼ぶほどの町ではなかったかなと思います。
なんだかんだで観光が重要な産業なので治安には相当気を使っていたようでした。町中にライフル兵が立っていましたしね。
酒も普通にあるし、当時は若者が夜集うようなナイトクラブもあったようです(私は行ったことありませんが)。サウジやUAEの富豪がはめを外しにくるのはカイロだそうで、緩いイスラム統治だったようです。
今もまだ軍制が敷かれているのでしょうか。最近は自爆テロのニュースはあまり聞かなくなりました。治安はどうなんだろう。
久々にカイロを思い出した日曜の朝でした。
おわり