うちのカチョーさん、部下として働いてちょうど一年になるのだが、なかなかのカチョーさんである。
恐らく我が社の中でも指折りの人材だろう。
語学が出来るだけでない。
野球に例えれば走攻守すべてがバランスよく備わっていると言っていい。
今のカチョーさんの最大の武器は胆力というのか、物怖じしないところ。
バシバシ内角高めの直球を投げる。誰彼構わず。
権力とかどうでもいいと割り切ってる部分がある。権力に媚びへつらうということはない。正々堂々と正しいことを主張するのである。
わかっていて敢えて少し失礼な言い方をする。目上の人にも平気でね。
私のようなチキンの日和見ヤローにはなかなか真似のできないことである。
このカチョーさんが偉くなるかはわからないが、多分、上に行くと思う。
この人材を干すようなら、この会社はそれまでの会社ってこと。早晩凋落するだろうな。
おわり