当ブログにおいて個別銘柄の紹介は過去あまり書いていません。株式投資歴が10年になろうかという私ですが、正直、銘柄研究をサボってました。
それではいけないと思い、しっかり調べてブログで発表したいと思います。
今回は記念すべき第一回目ということで、比較的最近買ったカルビーについて書いていこうと思っています。会社分析というのはけっこう大変な作業なので、何回かに分けて記事をアップしたいなと思っています。
まず、カルビーといえば、日本国民で知らない人はいないと思いますが、「ポテトチップス」ですよね。私も小さい頃からおやつや旅行のお供としてよく食べました。中年になっても、スーパーにいくとたまに食べたくなって買っちゃいますね。食べた後の背徳感ははんぱないですが。
さて、今回はカルビーの基本的な会社概要から簡単に振り返ってみましょう。こういうときに一番便利なのはそう、会社四季報です。
まず設立ですが、1949年。設立して72年ですか。老舗といっていいかと思います。上場時期が意外にも2011年と比較的最近なんですね。
株式時価総額は3,381億円(21/4/30現在)とのことで、食品メーカーの中では時価総額は170社中14位です。同業の菓子メーカーの中ではカルビーが最大手になります。
その業界の最大手に投資するというのは結構私は好む投資スタイルです。やはり2番手3番手というのはちょっと怖い気がしますもんね。No.1なら安心、そういう心理が働きます。果たしてカルビーの事業は安泰なのでしょうか、もう少し深堀していきましょう。
四季報によりますと、「09年に米国ペプシコと資本提携し、北米と韓国で展開。シリアル製品も扱う」とあります。
国内は少子高齢化で市場が縮小するので、カルビーも積極的な海外進出に取り組んできたということでしょうか。
地域別の売上比率を見ますとだいたい国内8割、海外2割という比率です。時価総額が比較的近い江崎グリコの海外売上比率は15%ですから、若干海外比率が高いと言えそうです。
海外進出とはそんな簡単ではなくて、いい商品があったとしてもそれだけではモノは売れません。モノを売るには販路を構築する必要があります。その販路を手中に収まるためにペプシコと提携したのだと思われます。
つづく?