先日、会社関係の訃報を記事にしました(こちらをどうぞ)。
後で漏れ伝わった情報によると、この方は55才くらい。死ぬには若すぎる年です。
訃報に「投薬治療するも薬効空しく・・・」とありましたから、恐らくガンであろうことは推察していましたが、やはりガンでお亡くなりになったようです。
すい臓ガンです。
症状が出た時はもうステージ4で末期のガンだったようす。
私の部署の部長さんのお母さんもすい臓ガンを患っていて、今まさに生死の境をさ迷っています。末期ガンですからもう長くはないみたいです。
部長によるとお母様はほんのつい最近までピンピンして趣味のテニスも頑張っていてとても元気だったといいます。
それが突然お腹の痛みを訴えて救急外来に運ばれ、CTスキャンした結果、すい臓ガンが見つかったそうです。
すい臓ガンは自覚症状が出たらもう手遅れ。怖い病気です。
健康診断で胸のレントゲンや大腸ガンの検査はしますが、警戒すべきガンはその他にもたくさんあります。
全てのガンを健康診断では見つけきれないし、かといってガン検診を頻繁に受けるようなこともないわけでして。
今ある健やかな暮らしというのは微妙なバランスの上で成り立っているのかもしれませんね。そして人生は有限だということを感じざるを得ないのでした。
自分も将来どうなるかわかったもんじゃない。かといって100%ガンを防ぎようもない。自分が末期ガンを宣告されて平静を保てる自身なんかない。
55才という年齢ならなおさらです。残される家族がいるわけですから。無念だったと思います。
私にできることは故人の冥福とご家族の心の回復を祈るだけです。
おわり