私は関西出身だからかお好み焼きとか焼きそばが好きだ。
関西には粉ものを個人で経営する店舗が比較的多い気がする。だいたい住宅街を歩けば一軒や二軒存在するのが当たり前だった。
「お好み焼き」と書いた赤提灯ぶら下げてね。
店の中に入ると4人テーブルに鉄板が据付けられた下の画像のようなテーブルが定番のスタイル。
店側が焼いてくれてテーブルまで持ってきてくれる場合と自分で焼く場合とあるが、関西では圧倒的に自分で焼くスタイルが多かったかな。
ちなみに私は面倒くさがり屋なので、焼きはプロに任せたい派である。
静岡はお好み焼き屋が圧倒的に少ないと思う。
もちろんなくはないが、関西に比べたらその密度は圧倒的に低いと思う。
今日の昼ご飯は過去の当ブログで記事にしたエアーフラッシュのハンバーグが食べたくて丸子まで車を走らせた。
だが、残念なことにランチタイムが終わってしまい、渋々近くのお好み焼き屋「ばん」さんに入ってみた。
道中、何度も前を通りすぎていて、同店の存在は知っていたのだが、利用するのは今回が初めてだった。
実は前から少し気になってはいた。
地元のローカルグルメ特集で何度かテレビの取材も受けていたからだ。
だが、結論から先に書くと感想は、「ここはお好み焼き屋っていうかおでん屋」といった感じ。
気合い入れて鉄板焼きを食べに来るところではなかった。
そもそも鉄板焼きテーブルではなく、普通のテーブルだし。(´;ω;`)
お座敷が2つ、普通のテーブル席が2つ、それにおでんを囲むようにしてカウンターが6席。20人くらいしか入れない小さな店だった。
値段はまぁ普通といった感じか。お好み焼きミックスが650円。おでんのタネもひと串100円はしない。庶民的ではある。
酒は一応置いてあるが、生ビールはないし酔っぱらいが管を巻くような雰囲気はなく、家族経営ののんびりしたお店であった。
お好み焼きや焼きそばは店の奥で焼いて席まで持ってきてくれる。
肝心のそのお好み焼きのレベルであるが、関西育ちの私としてはやや物足りなさを感じてしまう。ソースの濃さがいまいちだった。
やっぱり目の前の鉄板で焼いて熱さでハフハフしながら食べるのがお好み焼きってもんだ。皿で出されると「うーん」となってしまう。
一方、おでんはいわゆるしぞーかおでんの定番で、真っ黒いだし汁にタネが浸かっていて、何本か馳走になった。普段滅多におでんは食べないのだが、まあまあイケる。
ここはおでん屋だと思っていくべきお店だった。お好み焼きを期待すべきではないのだ。
それにしても隣の富士宮にはたくさん鉄板焼きの店があるのにどうして静岡はこんなに少ないのかな。どなたかご存知の方教えて下さい。
過去、当ブログで記事にしたうめづさんは安くて旨くて最高だった。
関西出身の私が静岡でお好み焼き店をオープンしたらひょっとしたら人気店になるかも。(^ω^)
ま、冗談ですが。
近くに「うめづ」並の鉄板焼きを食わせてくれる店できたらいいのになぁと切に願う今日この頃である。
おわり