岸田内閣誕生ということで、ご祝儀相場の到来を期待していた人も多かったのではないかと思いますが、残念ながら日本株は下落の一途をたどり、相場は冴えない動きでした。
岸田ショックとまで言われており、一説によると金融資産への課税を強化するという岸田さんの政策にマーケットが反応したと言われてます。
恒大の破綻リスクや中国の不動産バブル崩壊、その後の景気後退やアメリカの債務問題など相場の重しになる状況は他にもあったので相場が悪いのは仕方がないですね。
金融資産課税強化と言っても私を含む大衆は影響ないかもしれません。課税強化は恐らく高額所得者でしょう。
金持ちや大企業を叩いて貧乏人に金を配るというのは国民の人気を得やすいと思う一方で、国全体の成長を考えると取りやすいところから取るだけであまりプラスにならないと思います。
金持ちから資産をむしり取ってそれを貧乏人に配分してと貧乏人は貧乏人のままですしね。
格差是正とかもっともらしいことをいうけども、日本はまだ格差なんてありませんよ。ホンモノの格差は1%の国民が20%の所得を占めるような状態のことをいうのであり、今の日本には当てはまらないです。
貧乏人に金を配るのではなく、再チャレンジするための教育とか個々人の能力開発にこそ金は使われるべきかと思いますがね。
個人的には金持ちからより多くの税金を取るというのは仕方のないことかとは思います。これまで分離課税だった金融所得にも累進制が取り入れられるのは時代の流れかもしれません。
だだ、累進性といっても年収が200万円とか低所得層や資産形成期である中間層はむしろ税率を下げてほしいくらいです。金融資産が1億円を超えたら緩やかに税率を上げたらどうかと。
さて、うんちくはこの辺にして今週の推移を見ていきましょう。
ご覧のとおり今週もダメダメでした。海運がさっぱりでしたね。
あまりにも海運が下げるんで、コニカミノルタを全て売却して日本郵船を7000円でひろいました。どうやら今のところ7000円が下値で株価は反発してますが。
次に総資産額です。
節目の3000万円はしっかり超えているので、まぁ悲観することはないですかね。これまでは海運が良すぎただけで、こんなもんでしょう。
あと今週の売買としては飯野海運を全株売却して現金化しておきました。
銘柄の見直しが入ったので年間配当金も更新しておきます。
配当は着実に伸びていますのでこの調子で安い価格で優良株をコツコツ仕込んでいければと思います。
おわり