今週も株価はドタバタとけっこう激しい値動きで疲れる展開だった。
米国の長期金利が落ち着いたと思ったら、米経済がリセッションに入るかもという懸念からNYダウは暴落した。
ウォルマートやターゲットといった小売大手の利益が急落したことが株価急落の引き金を引いたようだ。
日本株はというと相変わらず安値安定と言ったところで、確かに米国の株価の変動に以前ほど引っ張られなくなった気はする。
日本株はほぼ決算発表は出揃った。なんと上場企業の1/3は過去最高益を記録したそうだ。日本株の底力を感じる。
だが、今年はどうだろうか。今年は企業にとって見通せないリスクが多すぎる気がしてならない。
まずはウクライナ戦争の帰趨。戦争は私が予見した通りシリア型の泥沼に陥ることが確定的だ。
良識あるロシア国民が独裁者を倒すといった奇跡でも起こらない限りこの戦争は終わらないだろう。だが、ウォッカ漬けのロシア人にそんな大仰なことができるとも思えない。
そして最大のリスクは中国のゼロコロナ政策だ。従来株であればこれまで通りゼロコロナで機能していただろう。
だが、オミクロンの出現によって状況は変わった。ゼロコロナをいくらやっても火種が完全になくなるはずもなく、一度押さえ込んでも封鎖を解除すれば感染爆発は再び繰り返される。
その度に厳しいロックダウンを繰り返していては国民生活が成り立たないだろう。だが、そんなことは習近平はどーでもいいらしい。
独裁者というのはロクでもないことがよくわかったと思う。私はつくづくロシアや中国など専制国家に生まれなくてよかったと心から思う。
さて、久しぶりの資産額の公開だ。資産は増えたり減ったり。中々一直線に増えてはいかないものだ。
まず今週の利益の推移から。
そして資産総額を見てみよう。
4000万円は超えている。まぁこんなものだろう。日本株の含み益が1000万円を超えたのは初めてかもしれない。
おわり