AIの進歩は目覚ましく、まさに今、私たちは技術革命の真っ只中にいる。振り返れば、私が中学・高校の頃、ようやくFAXが一般家庭にも普及し始めた。当時はそれだけでも画期的で、家にFAXがある友人は少しだけ羨ましかったものだ。
その後、ポケベルが流行し、大学時代にはPHSやガラケーが登場。外出先でも手軽に連絡が取れるようになり、少しずつ人と人との距離が縮まっていくのを感じた。そして、スマートフォンの登場により、日常が一変する。どこでもネットにアクセスでき、情報を即座に手に入れることが当たり前になった。
今ではAIが日常生活に溶け込み、仕事や生活の効率化、さらには人間の可能性を広げる存在として進化している。チャットAIとの会話や、音声認識の進歩、さらには画像生成まで、SF映画の世界だったものが現実になりつつある。これまでの技術革新を目の当たりにしてきた私にとって、このAIの進歩もまた特別なものだ。
私は就職氷河期世代のど真ん中に生まれ、不遇な時代だと感じることも多かった。しかし、こうして振り返ってみると、目まぐるしく変わる技術の進歩をリアルタイムで体験できるのは幸せなことだと思う。便利さが増し、世界との距離も縮まり、自分の可能性も広がる。
未来はさらに面白いものになるだろう。自分が生きている間に、どれだけの変化が訪れるのか。それを目の当たりにできることが、今では誇らしく感じる。生まれた時代が悪かったとはもう思わない。むしろ、これからも進化する世界の変化を楽しんで生きていきたい。
技術の進歩は恐れるものではなく、共に歩むものであり、自分の人生をより豊かにする手段だと考えるようになったのだ。
次の技術革新は何だろうか?それをまたこの目で見届けられると思うと、少しワクワクする自分がいる。