生きていくため、カネを稼ぐため、家族を養うために毎日会社に通ってつまらない仕事でも我慢して生きている。私もそんなサラリーマンの一人です。
しかし、できれば楽しく活き活きと働けることに越したことはないです。
ではどうすれば楽しく活き活きと働けるのでしょうか。
その前に会社の仕事がなぜつまらないかを考えねばなりません。
私が思うにそれは人から与えられた仕事だから。これが一番心理的に大きいのではないでしょうか。
仕事を前任者から引き継ぐシーンを想定してもらえればわかりやすいかと。ひととおり仕事の流れを把握して、こういう場合はこういう事務処理をして、関係先に挨拶周りをして・・・
で、前任者とほぼほぼ同じ仕事をすることになります。
もちろん、事業を進めている中で環境が変わり、仕事の内容も多少修正されるときもあるでしょうが、基本は変わり映えのしない仕事を毎日タンタンとこなす。
それを会社が求めているのだから仕方がないのですが。
でも、そうしているうちにモチベーションはどんどん下がってそのうち通勤するのも億劫になる。手を抜くことばかり考えてしまう、そんな社畜が出来上がってしまいます。
サラリーマンである以上、これはある意味仕方のないことで、この世からルーティンワークが消えることがない限りずっと付きまとうことです。
そんな中でサラリーマンの仕事を如何に楽しくやるかについて、私なりに最近思うことを書きます。
まず仕事を楽しむために重要なのは作業にも付加価値がつけられないかを考える癖をつけるということです。
例えばエクセルの入力とかデータ入力系のルーティンワークがあったとして、それを如何に効率よくやるか、そのためには何が必要で自分のスキルに何が欠けているかを考えること。
VBAを勉強して簡単な自動化マクロが組めればあなたはもうただの作業者ではありません。あなたが作ったマクロのおかげでその先同じ作業をする仲間の時間を大幅に減らすことができます。
みんなから喜ばれますし、上司もあなたのことを一目置くでしょう。周りに認められたら気持ちのいいものです。仕事にもやりがいが出てくると思います。
さらに一歩踏み込んで、せっかくあなたが習得したエクセルの技術を同じ課の仲間にも共有できればさらによいと思います。例えば勉強会を定期的に開催するのはどうでしょうか。
ここまでくればもはや会社から与えられた受け身の業務ではなく、あなた自身が作り出した業務です。会社への貢献もできますしそれは回りまわって会社への利益貢献、給与アップにもつながるのです。
仕事に今までなかった付加価値を見出す、価値を作り出す。そういう視点で仕事に向き合えればつまらない仕事も面白くなる、そう思っています。
おわり